SDGsへの取り組み

SDGs(エスディージーズ)とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っており、先進国自身が取り組む普遍的な目標として、国だけでなく企業の参画・貢献も期待されています。

製造業を通して実現する「leave no one behind」

現在、先進国では高齢化や人口減少が課題となってきています。そして生産年齢人口も今後減少していきます。しかし私たちは、様々な考えを持った多様な人々で形成されている社会の中で生きています。そのため、人口減少の中でdiversity(多様性)という考えを持つことは、今後の企業活動と働き方改革を進めるうえで大きなカギとなると考えます。

私たちは、多様な人々とつながり協力し合って企業活動をすることで、働き方改革の推進、そして地域社会に貢献していきます。その活動はSDGsの概念である「地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)」とも密接につながってくると考えます。

エンテックは、メーカー・製造業という業種を通して地域社会とつながることで、「leave no one behind」の実現に貢献します。

活動内容

障害者短時間就労

NPO法人アビリティ燕様と株式会社バウハウス様にご協力いただき、令和2年1月より、障害者の短時間就労を始めました。

短時間であれば健常者と同等に働くことができる障害者の方を株式会社バウハウス様よりマッチング後、燕市内のNPO法人アビリティ燕様より弊社へ出向し作業していただいております。

今まで弊社従業員が担っていたバリ取りや箱詰め等の単調作業を障害者の方にお任せすることで、従業員は別の仕事に取り掛かることができ、業務の効率化と生産量の増加につながりました。

またアビリティ燕様からも、今までは内職が多かったが外部へ出向して仕事をすることは利用者様の自立に繋がると、感謝の言葉をいただきました。

エンテックは、障害者の短時間就労を通して、SDGsの17のゴールのうち、「8.働きがいも経済成長も」と「10.人や国の不平等をなくそう」に貢献します。

生分解性プラスチックの活用

自然界に存在する微生物によって分解されるプラスチックである、生分解性プラスチック。弊社では生分解性プラスチックの一種であるポリ乳酸樹脂を使用した商品を製造しております。

とうもろこしやじゃがいも、さとうきび等を原料として作られるため化石資源の使用量が少なく、エネルギーの節約に効果があります。

また、焼却の際の燃焼カロリーが約4,000cal(紙の燃焼と同程度)と低く、CO2排出の抑制にもつながっています。

エンテックは、生分解プラスチックの活用を通して、SDGsの17のゴールのうち、「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に貢献します。